5月の展覧会 後半

額田 誠 個展

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Makoto Nukada Solo Exhibition −Survive or Perish−

2007年5月18日 (金)〜31日(木)

レセプション:5月18日 (金)  午後5−7時30分

開画廊時間 :火〜土 12:00-6:00PM (閉館日 日曜日・月曜日)

額田 誠 展“ Survive or Perish”
2007年5月18日〜5月31日

NYCoo Gallery 5月は、「人類生存の危機」を意識する2人のアーティストが展覧会を開催します。
近年の科学技術や物質文明の発展による自然環境の破壊、地球環境や生態系の危機の中、対照的な表現方法の中にそれぞれの人類愛を感じていただけると思います。


額田誠は、油絵、アクリル画、エアブラシ、CG、ミックスメディアと、様々な技法を経て3DCGによる絵画表現を用い額田オリジナルの世界を作り出している。額田は筆やエアブラシを使用して手作業で描くことと、コンピューターを使って描くことには本質的な違いはないと語る。
額田の幼少の頃、白黒テレビ画面にはSFアニメ、漫画を見て育ち日本のサブカルチャーと共に成長してきた。制作者としては、雪舟をはじめとする過去の日本美術、能の思想などに影響を受けてきた。
彼は効率的に三次元空間を作り、自らの内面世界や潜在意識を表現している。金属的で無機質なイメージは彼の特徴でもある。
「金属に対しては一種のフェティシズムがある。自分自身がやがて脆く崩れ去る有機物であるがゆえに、堅牢な金属に対して憧れる。本当は金属彫刻をやりたい気持ちもあるんだ。」と言う。額田はコンピューターを支配し、現代美術の世界で額田の技は今まで存在しなかったアートとして評価を受け、物理的制約から解放された
今を生きる額田の作品は、環境破壊や核によって破滅へと突き進む現代社会への挑戦であり、「ファンタジー」の世界への招待でもある。

画歴
 現代美術家協会運営委員
 同協会会員賞

 

 

 

NYCoo Gallery