木村 龍愚 展
2007年3月7日(水)〜3月28日(水)
レセプション:3月9日(金)午後5時〜7時30分
NYCoo Gallery 3月は、木村龍愚による水墨画の展覧会を開催いたします。
木村龍愚の描く水墨画は、人生の喜び、悲しみそして夢が表現されている。木村は1933年岐阜県に生まれ、空襲で焼けた街を逃げ延びた体験を持つ。日本経済の急成長時には、企業選手としてこの時代を作り上げた人でもある。その変動の人生の中で、社会の矛盾を体感し、豊な生活とは何かを意識しながら、自然に目を向け風景画の中に常に「人の心」を描いている。木村の夢は日本を飛び出し、世界の遺跡や風景も木村流の「いやしの作品」として描かれている。2005年には世界教育芸術大賞をはじめスペインプラド美術館財団によるA.M.S.C.スペイン本部推奨作家賞、芸術褒賞や、2001年には国際文化交流労働特別大賞など受賞している。
木村の言葉を引用すると、「お金も大切、心の豊かさはもっと大切。いやしの風景、それは心のふるさとです。気を動かす、そんな絵を描きたい。いろいろの理屈はともかく、無心に描けたら一番かな・・・と。」木村の遺伝子の中にあるいやしの風景が制作活動への原動力にもなっているという。
ふるさとそして母国をを離れた、多くの人種が集まるニューヨークでの個展の開催は大きな意味がある。見る人のそれぞれのふるさとを思う心で、是非木村の作品に向かい合っていただきたい。そこには決して忘れてはいけない「あたたかいふるさと」があると確信します。
木村龍愚
現在の所属美術団体
1999年〜雪舟国際美術協会会員
2003年〜スペイン国立プラド美術館財団会員
全国水墨画美術協会会員
日本での個展の他世界の色々な都市でグループ展に参加
(パリ/フランス)(カイロ/エジプト)(シンガポール)
(モナコ)(ニューヨーク/アメリカ)
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