NY Coo Gallery における2011年最初の展覧会は、多摩美術大学校友会ニューヨーククラブによる「第6回HAFH展: 明日への絵巻」を開催致します。本展は、NY在住の本会会員と、日本在住の会員を併せた、総勢27人のアーティストによるグループ展です。
HAFH展は2003年以来、今回で6回目。
ニューヨークを第二の故郷(Home Away From Home) として作品を発表するというコンセプトに基づいています。
また、今回のサブタイトル、「明日への絵巻」は、今年7月に急逝した、多摩美術大学校友会ニューヨーククラブの発足から多大な尽力をし、名誉会長でもあった、元ペンシルバニア大美術大学院教授、画家、版画家の中里斉(ひとし)氏の発案によるものです。
「絵巻」は、日本的なものを想起させる言葉ですが、本展に開催にあたり出品者に与えられたテーマは、「巻物でも平面でも可、素材自由、縦長横長共に可」という自由な条件の下で、「『明日への絵巻』を創造する」というもの。出品作家は各々、このテーマを独自に解釈し、個々それぞれの表現方法で作品を提示しています。
本展開催中には、小スペースにおいて作品1点を$100で販売する小品アートの展示もあります。是非とも多くの皆様にご来場頂ければ幸いです。
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