進行:松尾明子
書記:太田美奈子
1 松尾明子会長から昨年度の活動について挨拶:今回のHAFH展は外部の人や天理ギャラリーからも高評価を受け、成功を収めた。
2 松尾明子会長から報告:多摩美術大学校友会本部は、本年4月3日をもって、「一般社団法人 多摩美術大学校友会」となった。これにあたり、先月の30日の臨時総会にて、35各支部長参加の元、本会(会員数約30,800名)の運営についての活動報告とともに収支決算の報告、承認した。
3 永野みきから昨年度(2023年)の会計報告 ・2023年度の収支報告、前年度からの繰越金について、そして2024年の予算についての報告があった。活動、運営を通して助成金は全て使い、残高なし。 本部からの助成金に関しては、2023年に多摩日校友会本部が法人になり、以下のような変更があった。助成金申請については2つのカテゴリーがあり、1つは芸術活動への申請。もう1つはN Yクラブ運営のための申請、と2つに分けて行うことになった
4 各コミッティーからの報告
・メンバーコミッティの報告 永野みき(安部よしえの代理): 昨年は新メンバーが4名入り、若手が増えてよかった。校友会本部への助成金申込の方法が変わり(上記)、また、芸術活動のための助成金申請に関しては、正会員ひとりにつき1万円の申請ができるので展覧会参加者の誰が正会員か把握する必要が出てきた(注:芸術活動に出る助成金最高金額は15万円まで。また、個展をする正会員1人につき3万円の申請ができるが、H A F H展の特別枠の個展に関してはグループ展の中の活動と見なされるのでその限りではない)。
現行の新会員の手続きは、個人情報保護のため、卒業年、選考は聞かなくてもよしと数年前決議したが、再度討議して、今年から新会員には下記の情報を提出してもらうよう決議された(挙手―全員)
会員の英語名、日本語名、作家として使っている名前、Eメールアドレス、卒業年、大学院、学部、専攻、2002年以前の卒業生の場合は正会員かどうか:(2003年卒からは全員正会員)
・ウェブコミッティの報告 渡辺啓子: N Yクラブのサイトには活動の様子が逐次アップされるため、外部からもわかりやすいと好評である。
・広報コミッティの報告 渡辺啓子: インスタグラム、フェイスブックなどのS N S(会員個人のものを含む)が活用され、多摩美やN YクラブのHAFH展の知名度が上がりつつある。また、今回のH A F H展のためにハガキは近年のような特別展だけを大きくフィーチャーしたデザインを避け、個人での宣伝用、メディア用などと使い分けられるよう2種類作ったことは効果があった。
・セミナー親睦コミッティの報告 永野みき N Yクラブのウエブサイトでも確認できるように、多くの活動ができてよかった。これからも理事会、総会などの集まりだけでなく、また、アート活動だけに限らない、情報交換、物々交換などの活動もできると良い。
・展覧会コミッティの報告 早川朋子/太田美奈子 Artwork Q&Aというテーマを決め、基本的に作家ひとりにつき2つの作品を展示した切り口が訪問者にも評判がよかった。小作品が販売につながりやすかったので、これからも小作品展は計画した方が良い。
5 理事、役員選出
理事:松尾明子、永野みき、渡辺啓子、太田美奈子、早川朋子、安部よしえ、立花もと子、雨宮ホザナ、日吉拓哉 (全9名)挙手―全員
会長:松尾明子、副会長:早川朋子、書記:理事の持ち回り、広報:渡辺啓子、会計:永野みき、会計監査:松尾明子 挙手―全員
6 コミッティ選出
インスタグラムコミッティ:大貫麻美、フェイスブックコミッティ:日吉拓哉、雨宮ホザナ、ウェブサイトコミッティ:渡辺啓子、永野みき、展覧会コミッティ、太田美奈子、早川朋子、セミナー& 親睦コミッティ:永野みき 挙手―全員
5。新会計、永野みきによる2024年度予算案報告
・本部に提出した前出の2つの予算案の結果が届くのは6月半ばごろ、助成金が振り込まれるのは8月末である。
・芸術活動助成金は毎年クラブの正会員ひとりにつき一万円の助成金が申請できるので、クラブに正会員を増やすことが望ましい。2003年以降の卒業生は全員が正会員であるが、2002年までの卒業生は3万円の正会員登録料がかかる。
1、HAFH20 展覧会の今年の予定 期日:9月19日(木)−10月2日(水)最終日は午後3時終了 天理ギャラリーの開館時間 月〜木12時〜6時、金・日 休館 土、12時〜3時 レセプション:9月19日木曜日午後6時から8時(レセプション日が搬入日のため、一般公開は6時から。レセプションと搬入日が同日のため、搬入は午前11時から開始する。 午後4時から天理協会の日本語学校の始業式が始まるため、3時半までに展示を終え、ライティング調整も出来れば4時前か、もしくは5時〜6時の間に終わらせる。
決議:(挙手―全員)
2、各種ボランティアの決定
1 DM制作、デザイン:渡辺啓子 2 プレス関連:渡辺啓子 3 会員(参加者*)へのダイレクトメール送付:松尾明子 *DMを自宅に郵送して欲しい参加者は必ず現住所を展覧会コミッティからの申込書に書く事 4 お客様へのDM送付(Eメール及び、郵送):渡辺啓子、永野みき 5 プレスリリース制作(日本語):松尾明子 6 プレスリリース英訳:中里・竹田すみ子 7 キャプション制作:早川朋子 8 搬入時のハンギング手伝い:参加者全員 9 搬出(ギャラリーの掃除、壁の修理の手伝い):参加者全員 10 J会員作品のシッピング、梱包など:永野が取りまとめるが参加者全員が手伝う。J会員のシアカ章子さんに日本からの搬入、搬出に関して連絡する。11 レセプションの準備 親睦がまとめる。1~11迄の項目について 決議:(挙手―全員)
3、そのほかの案件 1 作品は1人1点とし、組み作品の場合、規定の大きさ内であれば点数の制限はないが、自分で搬入、ハンギング、搬出ができる人に限る。 2 組作品の販売は個別売りでも全部一緒に販売でも良い。作家の意思に任せるが、その場合キャプションの書き方に注意する。過去に値段などがわかりにくかった例があったため。 3 天理ギャラリーから去年も作品名、作家名、値段が分かりにくいといわれ作品のリストを作った。今年も全員の作品のタイトル、値段などをタイプして天理ギャラリーに渡す。
4、 小作品展は好評につき今年も行う。ニューヨーククラブ会員は参加無料。一人1点で壁に展示できる作品に限る。必ずハンギング用の紐などをつける。作品は最大12”x12”まで。
5、Zoomアプリの維持に関しては他のアプリなども探して比べてみる。zoomへの助成金が本部からでるようであれば続行の可能性もありで、存続は6月に決める。 1から5までの案件について 決議:(挙手―全員)
6、HAFH20の副題について検討した。
• 絵は説明するものではない。 • 過去にテーマをつけた展覧会は2011年”Emaki”, 2021年”Haiku",2022年”Artwork+one"、2023年
”Artwork Q&Aがあった。 • 我々はアメリカに来て、自分のステイトメントを言葉で表現する必要性をニューヨーククラブ名誉会長の中里斉から学んだ。 • 今年も副題(テーマ)はあったほうが良いという意見が多かった。・2年続けて出品作が2点の展示になるテーマを選んだが、今年は1点(組み作品を含む)のテーマを選びたい。
決議:副題はあったほうが良い。(挙手―全員)
7、理事たちが提出した副題を叩き台にして意見を交換した。
Moment Dialogue 瞬間的な対話、Echoes and Whispers エコーと囁き、Emotional Resonance 感情的共鳴 、Nature Reimagined 自然の再構築 、Metamorphosis 変容、変身 、Beyond Borders 境界を超えて
決議:(挙手―全員) ”Beyond Borders-境界を超えて”が選出された。 我々は皆、Beyond Bordersの境遇にいる。20回目の展覧会にふさわしいテーマに決まった。
8, 2025年度芸術活動助成に応募するためには、展覧会の副題と内容、参加者名を来年の2月末までに本部に送る必要がある。そこで11月に行われるHAFH20展覧会の反省会で2025年度の副題を決定し1月末までに会員に連絡して参加の意思表示を貰えば、2月末までには本部に芸術活動助成金が申請できる。今年度はこのスケジュールで行う。
決議:(挙手―全員)
文責:永野みき