今年度2回目となるセミナー、「アーティストのためのウェブマーケティング講座」を開催しました。講師は、日本最大のバイリンガル
アート情報サイトTokyo Art Beat、また現在1100以上のアートスペースの展覧会を網羅するサイト、NY Art Beatを主宰する藤高晃右
(ふじたかこうすけ)氏。
ホームページ、ブログ、e-mail、mixi、facebook、Flickr、Youtube、twitter、アート情報サイトなど、インターネット上には、アート
イベント、アート施設、アーティスト自身をプロモートするのに使えるツールがあふれており、日々増加しています。それらをいかに
組み立て、効果的にオンライン上、オフライン上でプロモーションに役立てられるかをお話頂きました。
近年のウエブマーケティングのキーワードは「コミュニケーション」。藤高氏は、現状でのオンライン上のツールを連結させ、効率よく
ユーザーとの「コミュニケーション」を行う方法を実際に使われた具体的事例を踏まえ解説しました。
重要なのは、ユーザーとの「コミュニケーション」を短期的ではなく、中、長期的に続けて行く事。そうした積み重ねによって、
オンライン上に情報が蓄積され、必然的に露出が増える。実際、Tokyo Art Beatで6年、NY Art Beatで2年半もの間、そのような活動を
実践してきた藤高氏の提言は、非常に重みのあるものでした。
多摩美術大学校友会NYクラブ
セミナーコミッティ 小林健 |